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2022.12.12
重要なお知らせ
〇救命設備
【Ever Green38】
・救命胴衣:大人用86着、こども用20着(救命胴衣は全て国土交通省認可品)
・救命浮器:86名分
・救命浮環:4
【EVER GREEN】
・救命胴衣:大人用55着、こども用15着(救命胴衣は全て国土交通省認可品)
・救命浮器:55名分
・救命浮環:4・救命胴衣:乗組員を含めた定員分の数を用意しております。
・救命浮環と自己点火灯
・救命浮器
・AED
〇航海設備
事故を未然に防ぎ、快適なクルーズを行う為、ハイスペックな航海計器や通信設備を搭載しております。・Ever Green38の運転席の様子
・監視カメラとモニター:Ever Green38には9台、EVER GREENには8台のカメラを設置。
運転席からでも船の隅々まで監視できるようにしております。
・AIS(船舶指導識別装置):船舶の位置、針路、速力などの安全に関する情報を自動的に送受信する装置。
・レーダー設備:各船2台づつ搭載しております。
(Ever Green38:25kw、12kw、EVER GREEN:25kw、4.9kw)
・魚群探知機:海底の地形を把握し、座礁を防ぐ。
・風向風力計:風向き、風の強さを確認し、事故を未然に防ぐ。
・サテライトコンパス
・プロッター
〇無線設備
緊急時に備え、各方面と連絡が取れるように各種設備を搭載しております。
※所属船長はすべての無線機やレーダーを操作できる免許を取得しております。
・衛星電話:携帯電話の通信エリア外でも通信が可能。
・漁業無線(DSB):漁船や漁業無線局及び、弊社以外の観光船との通信が可能。
・国際VHF:海上保安庁の船舶や貨物船及び、国際VHFを搭載している船舶との通信が可能。
〇エンジンルーム
メンテナンスを欠かさず行い、整理整頓に努めております。エンジンルーム内は防音対策が取られております。
・メインエンジン:YANMAR(6AYE) ※Ever Green38、EVER GREENともに搭載。
振動が少なく、黒煙の排出が少ないものとなっており、生き物や自然環境に配慮されたエンジンとなっております。
最新のコモンレールシステムを搭載。
・固定式排水システム:各船2台づつ搭載しております。
・移動式排水システム:各船1台づつ搭載しております。
・散水ポンプ:万が一火災が発生した場合も、消化できるシステムを搭載。
・自動消火装置
〇船体整備
毎年整備期間を設け、ヤンマーディーゼル、古野電機といったプロの専門家に依頼し、エンジン、公開設備、船体のメンテナンスを行っております。
古野電機スタッフによるメンテナンスの様子
2022年上架メンテナンスの様子
5枚翼のプロペラ:Ever Green38では5枚翼プロペラを採用することにより、低振動、低騒音のため、水中の生き物にストレスを与えない特殊なプロペラを使用しております。EVER GREENでは4枚翼を使用 ※通常の船舶では3枚翼が標準。
〇安全方針
1.当事業所は、旅客船の運航に関し、「安全第一」を優先に行動します。
2.当事業所は、関係法令、安全管理規定及び関連する規定を遵守します。
3.当事業所は、所内の安全管理体制の確立と維持及び改善を図り、事故の予防に最大限の努力をします。
〇安全重点施策
1.運航基準図に沿った航行を確実に実施し、安全運航に努める。
船長は、気象海象の状況により基準経路を変更するときには、運航管理者と協議し、運航管理者は当該経路の必要な情報を船長に提供する。
2.運航の可否の判断を適切に実施し、気象海象の悪化による事故を未然に防ぐ。
運航の中止基準(波高・風速・視程・流氷の状況)の遵守徹底を図り、船長と運航管理者の意見が異なるときには運航を中止する。
如何なる場合も安全統括管理者及び運航管理者は、船長に対して発航・基準航行の継続等促し又は指示してはならない。
3.旅客等に遵守事項を確実に周知し、旅客等の負傷事故を未然に防ぐ。
船内において旅客に対して旅客の遵守事項の周知徹底を図り、また船内巡視により、遵守状況及び船内各部の異常の有無を確認する。
行会い船の引き波による転倒事故を防止するため、船内放送により注意を喚起する。
乗下船時のタラップの使用について、陸上作業員及び船内作業員は、旅客の安全を第一とした誘導を行う。
4.通常連絡・入港連絡を確実に実施する。
営業所において常に船舶の動向を把握するために、通常連絡及び入港連絡を確実に実施し、常時、船舶との連絡を密にする。
5.新型コロナウィルス等の感染病対応策を実施する。
船長始め船内及び陸上従業員は十分にうがい・手洗いを実施し、特に体調が優れないときの自己申告、速やかな療養を積極的に取ることにより感染拡大防止に努める。
乗船客の見かけの体調(熱・咳等)を注視して、感染及び感染の拡大を防止するための措置(マスクの着用依頼や体温測定等)を積極的に実施する。
〇その他取り組み
・発航前検査:船体に損傷が無いか、航海計器類・機関室内の機械類は正常に作動するかなどを出航前に点検、実施いたします。
・船内巡視:乗船時や航行中に船内に異常が無いか、複数のスタッフが見回りを行います。
・緊急時訓練の実施:海事代理士の講師を招いた安全教育訓練や、緊急時に対応できるよう事故処理訓練を行っております。
安全教育訓練の様子
事故処理訓練の様子
〇加入保険
・船客傷害賠償責任保険:ホエールウォッチング業界では最高額となる1人当たり最大3億円、1事故最大600億円の保険に加入。
・船舶責任海上保険:他船への衝突、漁具の破損への補償、自船の損傷に対する保険に加入。
弊社のクルーズは日本国内のホエールウォッチングではトップクラスの安全性を誇っております。
今後も安心安全なクルーズを提供できるよう努めてまいります。
有限会社 知床ネイチャークルーズ