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2025.06.14
朝は霧が出ていて視界不良だったのですが、出航する頃には視界も良くなりました。
先に出航していた船よりすでにシャチ発見情報があったため現場へ直行しました。
情報のある場所に到着すると、ぞろぞろとシャチたちの背ビレが見えました!
20頭ほどのシャチたちがぎゅっとまとまって泳いでおり、
次々に背ビレが出てくるシーンは迫力がありましたね。
突然にょきっと顔を出すこともあり、お客様からは歓声が上がりました。
白いアイパッチと呼ばれる模様の下に目があり、しっかりこちらを見ている様子でした。
こちらはオスシャチの背ビレとスパイホップするシャチの顔。
オスシャチの背ビレは2mに達する個体もおり、とても高いです。
船のそばに来てくれることもありました^^
こちらはEverGreenとシャチ(羅臼岳もチラリ)
多少の波もあったので泳いでいるシャチの顔が見えることも多かったです。
停船して観察していると、フルマカモメがたくさん集まってくることもありました。
漁船と勘違いしておこぼれを狙っていたのかもしれません。
他にもクロアシアホウドリ、ウトウ、ハシボソミズナギドリなどが観察できました。
午後の便、
シャチたちは国後島との日露中間ライン付近にいるとの情報を受けて急いで向かいました。
なんとか2つの群れは羅臼側で見られました^^
群れの中には小さな子供シャチも見られ、遊びたい盛り。
大人シャチがお腹を上にして泳ぐと、真似をしていました。
とても微笑ましいい光景です^^
ゴロゴロしながら、たまに船を見にくることもありました。
そしてこの便でもスパイホップ!
顔を何度か上げたのち、
しっかり見て満足したのか船に興味をなくして群れでまとまって一列になり泳ぎ始めました。
この頃には天気も晴れ、
青い海を一斉に泳ぐシャチたちを見ることができました。
港に向かっている最中の知床連山も綺麗でしたね^^
港到着寸前にはイシイルカの姿も見かけましたが、
あまりに陸が近くそばでは観察できませんでした。
定置網が近いので引っかからないよう気をつけて欲しいです…。
明日も運航を予定しておりますが、少し風が強い予報が出ております。
シャチたちも安定して見られているので出航できるよう願います!
(№0896)