ReservationsReservations

Blog

Blog

  • 霧の中でのシャチ観察

2025.07.06

霧の中でのシャチ観察

本日は朝から霧が発生。出航時も霧は晴れず…
他船と協力して生き物を探しました。

しばらくすると沿岸部でシャチの情報を貰い向かいました。
シャチは近い時には道路からも見えるほどの沿岸部までやってきます。
霧の中でしたが、無事会うことができラッキーでしたね^^
リラックスモードのシャチ達。胸びれで海面をピチピチ叩いたり…

尾びれで勢いよく海面を叩いたりしていました。
船の側だったので、海面を叩く音も良く聞こえました。
たまに顔を出して周りの様子を伺ったりもしていました。
この行動はスパイホップとも呼ばれて、周りを偵察するときにします。
ゆっくりまったり船と並走。
タイミングを合わせて浮上する様子はとても迫力があります。
顔についているこちらの白い模様はアイパッチとも呼ばれています。
よく見てみると1頭1頭形が違いますね!

普段は横から観察することが多いですが、シャチ達から船の方に向かってくるときには正面の顔も見れますよ^^
突然向きを変え向って来たシャチ達、何か気になることがあったのでしょうか…!?

午後便出航時には天気も良くなり青空が広がりました。
沖には国後島の島影もうっすらと見えていました。
午後便でもシャチ達に会うことができました。
知床連山を隠していた霧も晴れ、連山をバックにシャチを観察できました。
7月に入り気温が高くなってきました。ここ数日暖かい日が続き残雪も少なくなったように感じます。
残雪シャチのアイパッチもいつの間にかとけていました。
海況には複数の群れがいるようで沿岸に1群れ、沖合に複数頭の群れを確認できました。
肉眼では見えませんでしたが、国後島側にもシャチが居ましたよ^^

遊びモードのシャチ達。2頭で同時に尾びれで海面を叩いていました。今日はこの行動がよく見られました。
群れから離れ1頭で泳いでいるオスのシャチもいました。
こどもやメスのシャチに比べると体長も背びれの高さもかなり違い貫禄もあります。
さすが海の王者といわれているだけありますね^^
こどものシャチも観察できました。
まだまだ遊び盛りのようで群れのシャチに甘えているような行動も見られました。
沖合に行くとフルマカモメがパラパラと飛んでいました。
他には、ハシボソミズナギドリ、ウトウ、ウミウ、ハイイロウミツバメ、ウミネコなどを観察できました。
午後は日差しも強くキラキラして綺麗でした^^
ゆっくりシャチを観察できた1日となりました。
今月から大阪ECO動物海洋専門学校の北原緋来梨さんが実習に来られています。
船でのレクチャーやガイドなどもお手伝いしてくれています。
2週間沢山学んでください^^

(№0918)

この記事へのコメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。「*」は入力必須項目です。
コメントは承認制となります。内容を確認後、順次承認をさせていただきます。

PAGE TOP