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2025.05.07
朝早くは海はベタ凪。
漁船の方は早朝4時ごろににシャチを見たようで船長に連絡がありました。
いつもありがとうございます。
7時ごろに羅臼港そばを見てみると、
ちょうどシャチたちが目の前を通っているところでした。
道の駅からも十分に見える距離でゆっくり北へ向かっていきました。
民家からシャチなどの鯨類を見ることができるのが羅臼のスゴいところですね!
9時の便、岸壁に留まるオジロワシに見送られながら出港です。
陸近くにいたシャチたちを各社で協力しながら探しましたがなかなか見つからず…。
他船より、国後側にシャチがいて、羅臼側へ向かってきているとの情報を受けて現場へ向かいました。
その道中で、パシャと上がる飛沫を発見。
イシイルカです。
勢いよく飛沫をあげて泳いでおりました!
昨日出会ったのと同じ群れなのか…
リクゼンイルカ型が混じっておりました。
一番手前のイルカがリクゼンイルカ型のイシイルカで、
お腹の白い模様が、イシイルカ型よりも広いです。
イシイルカと離れる時には、シャチたちが羅臼側に入ってきてくれていました^^
船が気になる様子で顔を上げる様子も見られました。
写真には撮れませんでしたが、スパイホップと呼ばれる偵察行動もしていましたよ。
船の方へ向かってくることも多く、迫力がありましたね。
高い背ビレのオスシャチも目立ち、近くで観察できました。
群れの中には小さな子供のシャチの姿も。
常に大人のシャチの横について、一生懸命泳いでおりました。
最近は分散して泳いでいることが多かったシャチたちですが、
今日はぎゅっとまとまって泳いでいました。
綺麗に横一列に整列していることも。
目が側面にあるので、隣にいる方が家族を見やすいのかもしれませんね。
少し風が吹き始め、波も出てきたので早めにシャチたちとも離れました。
帰り航海ではハシボソミズナギドリの群れが北へ飛んでいく姿も見られました。
どんどん羽数が増えているような気がします。
他にもウトウ、ユリカモメ、ウミアイサなどがみられました。
そして、
残念ながら、波風が収まらず午後便は欠航が決まりました。
ご予約いただいておりましたお客様、申し訳ございません。
本日は北寄りの風で曇天だったため沖合が非常に寒かったです。
ご乗船の際には暖かい服装でお越しください!
(№0859)