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2025.05.19
昨晩は北寄りの強い風が吹いており早朝時点では海面がザワザワしておりましたが、
霧は出ておらず快晴で視界良好。
次第に風も弱まる予報でしたので出航準備に取りかかりました。
午前便は出航してすぐ、かなり陸近くでミンククジラの発見がありました。
写真に撮れておりませんが船の真横に浮上することもありました!
しっかりミンククジラの体の模様も見た方も多かったのではないでしょうか^^
その後すぐにイシイルカが高速で泳ぐ飛沫を沖合に発見したのですが、
近づく間に見失ってしまいました…。
凪がいい場所も多く、海鳥が目立ちました。
潮目となる場所にはアカエリヒレアシシギが多く見られ
沖合ではハシボソミズナギドリの大きな群れも。
奥に見えているのは国後島最高峰の爺爺岳。
他にもクロアシアホウドリやフルマカモメ、ウトウ、
シロエリオオハム、ウミスズメ、ヒメウなどが見られました。
天気はとてもよく、知床連山が綺麗に見えました。
午後も快晴で、体感気温が上がり、暑く感じることも。
出航してすぐEverGreen38はミンククジラの姿を発見。
その沖合ではイシイルカが勢いよく泳いでおりました。
わりとそばで観察でき、お腹の白い模様もしっかり見えました。
イシイルカは海面スレスレを高速で泳ぐ時に高い飛沫を上げます。
雄鶏の尻尾のような飛沫に見えることから英語ではルースターテイルと呼ばれているようです。
また、国後側で泳ぐシャチの情報がありました。
現場へ向かうも、肉眼で見ることはできない距離で、羅臼側へ入ってくることはありませんでした。
その後、EverGreen38ではナガスクジラの発見もありましたが、
2度目の浮上を確認できず…帰港時間となりました。
明日も運航を予定していますが、少し風が強い予報もでております。
出航できるよう願います。
(№0871)