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2025.07.18

雨雲迫るも

今朝のクジラの見える丘公園からはとても綺麗な景色が見られ
凪も良さそうでした♪
条件の良い中、午前便2隻で出航。

沖から見る景色も美しかったですね。
青空も広がり、知床半島も綺麗に見えておりました。
お客様からよく『山の白い部分は何ですか?』と聞かれますが、
知床連山の山々にはまだ残雪があります。
羅臼町はこの雪も解けるか解けないか…のうちに10月には初冠雪となります。

他船と協力しながら、午前便は複数頭のマッコウクジラと出会えました。
マッコウクジラのこの尾びれが見たいのですが…
尾びれが上がると1時間ほどの長い潜水のため深海へ。

羅臼沖ではマッコウクジラの行動パターンがある程度決まっており
7分前後呼吸を海面で整え、尾びれをあげてダイブすると次の浮上は40分後なので
浮上を待ちながら漂っていると集まってくるのがフルマカモメたち。
漁船と勘違いをして、おこぼれほしさに船尾に集まってきます。
洋上に出ないとなかなか出会えない海鳥の為、この鳥見たさに
ご乗船される方もいらっしゃいます。
その他、ウトウ、ヒメウ、ウミウ、ハシボソミズナギドリ、
アカエリヒレアシシギ、クロアシアホウドリなどが見られました。

タイミングよく、船のすぐそばにマッコウクジラが浮上することもあり
ゆっくりと観察することが出来ました!
潮吹きが出ているのが頭の先、ポコっと飛び出ている部分が背びれとなります。

何度も呼吸を繰り返し、準備が出来ると高々と尾びれをあげ
一気に潜水していきました!
奥には北方領土国後島も見えておりましたね。

午前便は帰港間際にこちらのイシイルカとの出会いもありました♪
活発に泳ぐ姿がとても綺麗でしたね。

こちらはスタッフがマッコウクジラの解説をしている様子です。
海面に出ている部分は一部で、全体を見ると頭が大きく四角い
独特なフォルムをしているのです。

午後便も2隻で出航。
多少波風がありましたが、沖に出るとシャチとの出会いがありました。

こちらはEverGreenとシャチ。
全体的にゆったりとしており、そばで観察することが出来ましたね^^

尾びれで海面を叩いたり、お腹を出して背面泳ぎ
時折半身ジャンプなど、元気いっぱいな姿を見せてくれました。

馴染みのあるオスシャチも船の側を悠々と泳ぎ迫力がありましたね。

うってかわって、子シャチはぴょこぴょこっと波間から
頑張って泳いでいる姿が♪
オスのシャチは大きいもので8m前後、
小さく見える赤ちゃんシャチは産まれた時点で実は2mはあります。

顔を向き合わせて、何だかお話していたのでしょうか!?
ぶーぶー鳴いているのも聞こえてきましたね。

国後島側遠かったものの、シャチのそばにはマッコウクジラも浮上。
尾びれを上げて潜っていく様子が見られました。
予報以上に風波も出てきたため、
午後便は少し早い帰港となりました。
土砂降りの雨が降っていたようですが、帰港路ではうまく当たらず
帰ってくることが出来ましたね。

明日も悪天候が予想されますが、無事出航できますように☆

(№0930)

 

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