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2025.07.23
本日も昨日に引き続き、凪で条件のいい中運航することができました。
快晴のいいお天気。気温も高く暑い1日となりました。午前便。出航してしばらくするとマッコウクジラを発見!
数日前には国後島側にいることが多かったですが、本日は羅臼側にもいるようで近くで観察することができました。
浮上をすると写真のような斜めに上がる潮吹きが見えます。
マッコウクジラが水面にいるのは約7分程度。
呼吸が整うと、このように背中をぐっと曲げ…
再び深海へと垂直に潜っていきます。
尾びれから滴る水滴も綺麗でしたね^^
再び羅臼側でマッコウクジラを観察でき、潜る瞬間を見守りました。
見る角度によって雰囲気も違いますね!
尾びれの横幅だけでも約3m近く迫力満点でした!
沖では夏らしい雲が見えました。
昨日は30度を超え今年はかなり暑い夏になりそうですね…
昨日に引き続きシャチとの出会いも。ラッキーです^^
沿岸近くを分散して泳いでいました。
こちらのシャチはお腹を出して水面をゴロゴロ。
シャチ達のお腹は白色をしております。
シャチを観察していると、突然のジャンプ!
シャッターが間に合いませんでしたが水しぶきが高く上がっていました。
ニョキっと顔を出したり様々な姿を見せてくれました^^
イシイルカも観察することができました。凪も良かったので飛沫も良く目立ちました。
マッコウクジラやシャチを見た後に見るとより小さく感じますが、体長は2mほどあり私たちよりも大きいです。
午後便。先に出航していた他船よりシャチ情報を貰い現場に向かいました。
シャチ達は沖合に移動したようです。
沖に向かう途中には、こちらのフルマカモメや
クロアシアホウドリなどが見られました。これらの鳥は繁殖期以外は海上で過ごすので沖に来ないと会えません。
他にも、ハシボソミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、ウトウ、アカエリヒレアシシギ、トウゾクカモメ、ウミウ、ヒメウ、ウミネコなどが見られました。
日露中間ライン近くではありましたが、シャチを側で観察することができました。
後ろに移っているのは北方領土 国後島。羅臼山と小羅臼山です。
大きなオスのシャチが船の後ろから向かってくることも。
ピーンと伸びた背びれがオトナオスの特徴です。
シャチと別れ水中マイクを使いマッコウクジラを探しました。
ラッキーなことに割と船の近くで浮上しました。
マッコウクジラの体にはしわがあり体もゴツゴツしているので恐竜のようです。
立派な尾びれを見ることができました。
タイミングが重要なマッコウクジラですが、全便で側で見ることができラッキーでしたね^^
港に向かう途中にはあちこちでイシイルカの飛沫が上がっていました。
夕方になると活発に泳いでいることが多いように感じます。餌を追っているのかもしれませんね!
全便でシャチ、マッコウクジラ、イシイルカを観察できた1日となりました。
明日も天気が良く、風も弱い予報です!
沢山の出会いがありますように!
(№0935)