ReservationsReservations

Blog

Blog

2025.09.20

時化前クルーズ

昨日の風の影響でうねりが少しあるものの全便運航することができました。
お天気も良く国後島も綺麗に見えていました!

季節もすっかり秋になり、沖合を走ると風が冷たかったです。
本日も他船と協力しながらマッコウクジラを探しました。
今年は羅臼側にいることが多いマッコウクジラ。
本日もラッキーなことに近くで観察することができましたよ^^
日差しもあったので海面がキラキラと輝いていました。
呼吸が整ったようで再び深海へと潜っていきました。
1度潜ると次の浮上は約40分後になります。

別の個体もいたようでしばらくして遠くの方で再び潮吹きが上がりました。
お客様とマッコウクジラの潜る瞬間を見守ります。
マッコウクジラは体も大きく、多い個体は体長約18mもの大きさにまでになります。
潮吹きも高く上がるのでかなり迫力があります。
しばらくして尾びれを上げ潜っていきました。
マッコウクジラ以外にはイシイルカとの出会いもありました。帰港時には、現在実習中の東京ECO動物海洋専門学校の平澤 裕人さんが生き物の生態を解説。
毎日一生懸命実習に取り組まれています^^
午後便は2隻での運航となりました。
午後から風が強くなる予報もありましたが、予報はずれ込んだようで出航時は風も弱かったです^^
無事に運航することができよかったです。
午後便でもマッコウクジラとイシイルカを観察することが出来ました。
こちらの個体は近くで観察することができました。
横から見ると潮吹きが斜めに上がります。
マッコウクジラの潮吹きは斜めに上がるのが特徴です。
通常は約7分ほど海面に浮いて呼吸を整えますが、こちらの個体は少し早めに潜っていきました。
水中マイクを使い別個体も探すことに。
船で向かっている途中に潜ってしまいましたが別個体も確認できました。

次第に天気はくずれいつの間にか空は厚い雲に覆われていました。
知床連山もいつの間にか雲の中です。
海鳥は全体的に少な目ではありましたが、こちらのウミウやアカアシミズナギドリ、クロアシアホウドリ、トウゾクカモメ、ウトウなどが見られました。
時間が経つにつれ風が強くなり、少し早めの帰港となりました。
港前も白波が目立っていましたね…。
明日21日、明後日22日はかなり予報が悪く本日の段階で全社欠航が決まりました。
ご予約いただきましたお客様申し訳ございません。

全道的に明日と明後日は強風や雷雨が予想されています。
ご移動される方は十分にお気をつけください。早く収まってくれることを願います。

(№0992)

この記事へのコメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。「*」は入力必須項目です。
コメントは承認制となります。内容を確認後、順次承認をさせていただきます。

PAGE TOP