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2025.09.26
本日はこの時期では珍しく気温が上がった為
クジラの見える丘公園から沖を見ると全体的に濃霧が発生しておりました。
空は快晴です!
本日は2便共に運航となりました。
沖に出ると海鳥が多く観察され、こちらのオオミズナギドリやアカアシミズナギドリ
クロアシアホウドリ、ハイイロウミツバメ、コシジロウミツバメ、トウゾクカモメ
ビロードキンクロ、シロエリオオハム、ウミウ、ヒメウ、ミツユビカモメなどなど
昨日の時化で入ってきたのかもしれませんね!?
研修生の平澤さんも今週末までとなります。
レクチャーもだいぶ慣れ、お客様も熱心に話を聞いてくださっていたようです。
午前便は他船からの情報もあり、スムーズにマッコウクジラと出会えましたね。
こちらの個体はなかなか潜らず、尾びれを上げてもゴロゴロ浅潜りをしておりました。
すると2頭のマッコウクジラが並んでぷかぷか
普段羅臼沖では、オスのマッコウクジラたちが単独行動をしているのですが、
仲良しさんのマッコウクジラたちだったようです。
呼吸を整えると綺麗に尾びれをあげて潜っていきました^^
本日は全便イシイルカとの出会いもありましたね。
午後便は凪も良く広く見ているとあちこちに観察出来ました。
↑ゆっくりと見えるとこのような背中が目立ち
↓高速で泳ぐと体が見えるというよりもバシャっとあがる飛沫がポイント
午後便はなかなかマッコウクジラを発見できず
知床岬の先端が見えるところまで遠出…
沖は雨が降ったり止んだりを繰り返しており
あちこちで何度も綺麗な虹がかかっておりましたね^^
虹のベールが綺麗でした!
水中マイクを使ってマッコウクジラが深海で出している音を確認すると音が拾え
聞きやすかったので、お客様もヘットフォンで音を聞いている様子です。
その音が止まると浮上の合図、
近くにマッコウクジラが浮上しゆっくりと観察することが出来ました^^
7分前後呼吸を繰り返し、尾びれを上げて一気に潜水。
また深海へ潜り餌などを求めて移動し苦しくなると
約40分後浮上してきます。
雲が目まぐるしく動き、様々な風景が見られました。
沖に出ると風が冷たく寒かったですね…
明日も無事出航し、沢山の出会いがありますように☆
現在、羅臼町体育館らうすぽでは知床ユネスコ協会主催の
絵で伝えよう!『シレトコってどんなトコ?』絵画展が開催中です。
羅臼町と斜里町の幼稚園児から小学生が描いてくれた素敵な絵画が
展示されております。
9月29日までらうすぽ1階廊下に飾られているので、ぜひご覧ください。
全体的に見るとシャチの絵が多いような^^!?
正人船長もよく地元の子ども達にもぜひ知ってほしいと言っているので
知床羅臼の海でシャチが見られると認識されているのは嬉しいですね。
(№0998)