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  • 水平線には白い帯

2021.03.11

水平線には白い帯

昨夕から降り続いた雪で、早朝から羅臼は除雪作業が忙しく
あちこちでホイールローダーが始動していました。
積雪はあったものの、気温が上がり一気に雪が解けましたね。
皆さんいつもありがとうございます!!
わりと凪の良い中、本日は9時便のみ運航です♪
知床連山は少し雲がかかっておりましたが、知床半島全体が綺麗に見えました。
双眼鏡を覗いていると、あらら?沖の方に白い帯…流氷帯発見!!
到達できるのか、いや厳しいのか?とりあえず流氷帯を目指しましたが
日ロ中間地点よりも国後島側でした。
水平線が白くなっているのがわかりますか?
流氷帯には到達出来ませんでしたが、辺りには流れ氷がユ~ラユラ~♪
近くでこちらの流氷は見ることが出来ました^^
お天気良く水が透き通り、水中深く潜り込んでいる
流氷の青がとても美味しそ…いや、美しいですね^^
流氷は絶えず動いているので、風向きや潮の流れで大きく変化します。
条件重なり、ぐっと羅臼側へ流氷が動いてきたりしないかなぁと
沖に向かって念力を送ってみたり(笑)
ワシ達の鳴き声が響き渡り、上空を見上げるとオオワシが魚を奪い合い中。
キャンキャンと甲高い彼らの鳴き声は、身体の中にまでも浸透してくるような
力強くも美しい鳴き声です。
日差しが強く、オジロワシの羽の一枚一枚が艶やかでとても綺麗ですね。
初めてオオワシやオジロワシを見たお客様に、まずは見分けるポイントから。
肩のラインが白くクチバシと足の黄色が目立つオオワシは体は大きいものの
少し臆病だったり。
画像右はオオワシの幼鳥、成鳥の特徴となるパッと明るい黄色のクチバシは
まだ色薄く、足はピンク色ですね。

防波堤で確認できたワシは全体で20羽程度。
街中、車を走らせているとあちこちで木々に停まり目立っていた
オオワシ、オジロワシたちの姿もだいぶ減りました。

冬季シーズンもまもなく終了、ワシ達も渡りはじめ、徐々に春めいてきましたが…
海上は風を受け体感温度が下がりますので、ご乗船の際は防寒対策はしっかりと。
明日も運航予定です、素敵な出会いがありますように☆


(№0042)

 

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