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2021.05.17

船の周りを2周半

昨日に続いて雨の降る中、午前便出航となりました。
港で休む、ユリカモメたちに見送られながら出航です。

凪は落ち着いていたのですが、雨と霧で視界が悪い場所も多かったです。

出航してすぐミンククジラに出会うことができました!
写真は撮れてませんが、何度も背中を出してくれたのでしっかり見ることができましたね^^

そして沖合にナガスクジラの情報があり、向かってみると
複数頭のナガスクジラに出会うことができました!

特に最初に出会ったナガスクジラは、船に興味があったのか
どんどんこちら側に近づいてきて、真横に浮上!

ナガスクジラ特有の右側だけ白い下あごや、鼻の穴までしっかり見える距離でした!
そのまま停船していると、
船首の方から右舷側…船尾側…と船の周りをぐるぐる。

2周半くらいしたところで、背中を丸めて深く潜ってゆきました。
潮吹きの音は勿論、大きな体が透けて見える距離だったので、大迫力でした!

生きものを探しながら港へ向けていると、
キタオットセイの姿も見られました。

海鳥はこちらのハイイロヒレアシシギをはじめ、
ミズナギドリ、フルマカモメ、ハイイロウミツバメ、ウトウ、
シロエリオオハム、ユリカモメなどが見られました。

そして午後の便、爺爺岳がくっきり見える程天気が回復。
そして、
出航前より情報を頂きシャチに出会うことができました!
いつもありがとうございます^^
かなり分散しており、他船からの情報ではおよそ10頭ほど確認できたようです。
当船のそばでは大きなオスシャチたちが目立ちました。

シャチを観察していると、
どんどん風が強く吹き、波がある状態に…

しかしその中で波に乗るように素早く泳いだりする姿も見られました。
オスシャチの背びれが海面の水を切りながら勢いよく進んでいます。

その後、こちらのオスシャチは波の中でジャンプ!!
写真に収めることはできませんでしたが、しっかり拝見しました。
体の半分以上は空中にでていましたよ~^^
オスのジャンプはとても珍しいですね。

その後も船の下を潜るような距離まで来て、真横に浮上を繰り返し、
お客様からは悲鳴のような歓声があがりました^^

背びれを水面に打ち付ける行動も見られました。

午後の便でもナガスクジラの潮吹きを確認。
近づく前に潜ってしまい、十分程度浮上を待ったのですが
再浮上は確認できませんでした。

波がどんどん高くなってきたため、少し早めの帰航となりました。
帰航中の生きものレクチャーも皆様しっかり聞いてくださいました^^

本日は雨が降ったり、波が出たり
1日の中でかなり状況が変わりました。
ですが、どちらの便でも変わらず寒かったので、
ご乗船の際は暖かい服装でお越しください!

 

【お知らせ】
国道334号線知床横断道路が開通いたしました。

当面は、夕方から朝にかけて路面凍結の恐れがあるため、
9時30分から16時00分まで通行可能となります。
また気象状況などによっては、開通時間が変更する場合もございますので
羅臼=ウトロ間をご移動の方は開通時間にご注意ください。
詳しくは下記「北海道開発局HP」よりご確認ください

 

【新型コロナウィルス感染防止のためのお願い】

新型コロナウィルス感染拡大を防ぐためにも、皆様にはご乗船の際下記の点にご注意頂き、ご協力をお願い申し上げます。

1.乗船時は必ずマスクの着用(咳エチケット)をお願い致します。

2.受付の際、ご乗船の際には必ずアルコール消毒をお願い致します。

3.沖合に出ると風を受け体感温度が下がります。
  船に貸し出しのレインウェアがございますが、出来るだけご自身で防寒対策を
  お願い致します。

4.出来るだけ手袋などの着用をお願い致します。

5.しばらくの間、定員人数に関しては制限をし、三密を作らないよう務めます。

6.事務所での受付の際は、最少人数での受付にご協力下さい。

7.船内への出入りは可能ですが、間隔をあけてご利用頂きますようお願い致します。

大変お手数をお掛け致しますが、皆様のご理解とご協力の程よろしくお願い致します。

(№0068)

 

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