沿岸部でゆったりと

風が吹く予報もありましたが、いい方向に予報は外れ穏やかな中運航することが出来ました。
先に出航していた他船よりシャチ情報をもらい向かいました。

凪も良く遠くからでも高い背びれが目立って見えていました。
警戒心が強いシャチもいますがこちらのオスは船を気にしていない様子でした。
個体や群れによって性格も様々です。

刺し網漁船が操業を終え港に向かっていました。
たまに漁船からも生き物の情報を貰うこともあります。
しばらくすると別の個体も浮上してきました。
シャチは群れで生活するので1頭いれば周りには別の個体がいることが多いです。

この2頭は背びれが低めなのでメスか子供のシャチになります。
かなり陸に近いところでシャチ達は泳いでいました。
この近さなら道路からでも見えそうですね＾＾
数頭ほどのシャチがバラバラに泳いでいましたが、この2頭はずっと側で泳いでいました。
仲がいい個体なのかもしれませんね！
雨予報もありましたが雨に降られることなくゆっくりとシャチを観察することが出来ました。
現在根室海峡では約400頭ほどのシャチが個体識別されています。
識別は背びれとサドルパッチ(背びれの後ろのグレーの模様)でされています。
同じように見えるシャチ達ですが1頭1頭個性があります。

沖合に行かなかったので出会えた海鳥は少なめでしたが、珍しくアマツバメを発見！
また、港近くにはウトウが集まっていました。丸いフォルムが可愛らしいです。
他にはハシボソミズナギドリやウミネコが見られました。
帰港時には風も弱く凪ていたものの、港近くまで来ると波風がでてしまい13時便は欠航となりました。
ご予約頂きましたお客様申し訳ございません。