霧が晴れると…

本日も快晴の中、全便運航できました！

9時便、出航時には沖合に霧がかかり国後島が隠れていました。
この時期には、気温の関係で霧がかかりやすくなってしまいます…
霧を抜けると視界が開け、国後島側でシャチを発見！
黒い棒状の背びれが、浮いたり沈んだり。遠くから見ると、シャチの背びれはl黒い棒のように見えます。
日ロ中間ラインよりもシャチ達は奥にいたので、羅臼側に移動してくれるのを待ちました。
向きを変えながらもゆっくりとオスのシャチが羅臼側にやって来てくれましたよ＾＾
船に近寄ってくることもありました！大きな背びれは近くで見るとより迫力があります。
オスの背びれは大きいものだと約2ｍの大きさにもなりますよ。
いつの間にか霧もなくなり知床連山も綺麗に見えました！
空も海も青々としてとても綺麗な景色が広がりましたよ＾＾
運よくシャチも羅臼側へ移動してくれたおかげで、知床連山をバックにシャチを撮影できました！
帰航時、港周辺では別のシャチの群れに遭遇。
霧の中に隠れていたようでした…群れの中には子供のシャチもいましたよ＾＾

13時便、先に出航していた他船からシャチの情報をもらい現場へ向かいます！

羅臼の海によくやってくる、特徴的な背びれの常連のオスのシャチにも会えました。
根室海峡では約400頭近くのシャチの個体識別がされており、左側の背びれと背びれの後ろの模様(サドルパッチ)で識別しています。
背ビレを少し出しながら波乗り⁉をしている様子も見られました＾＾
ちびっ子シャチは、尾びれで海面をバシャバシャと叩いて元気いっぱい。
10頭ほどのシャチを割と沿岸沿いでゆっくりと観察することができ良かったです＾＾
今シーズンは、シャチの遭遇率も高く順調に見られています！
複数の家族が羅臼の海にやって来ているようですね＾＾
鳥類は、こちらのオジロワシやハシボソミズナギドリ、ウトウ、フルマカモメ、ウミアイサ、ユリカモメ、シロエリオオハムなどが見られました。