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  • 国後島側から羅臼側へ

2022.08.05

国後島側から羅臼側へ

今朝もクジラの見える丘公園から少しだけ沖観察。
わりと凪はよく視界も良好!
本日は2便運航となりました。

両便共に沢山観察できたのはイシイルカです。
餌を追っていたのか遠くからでも豪快にあがるしぶきが目立ち
高速で泳ぐ姿を間近で観察出来ましたね。
そばでよく観察してみると、実は白黒ボディー!!
背中が黒くお腹が白くなっています。
水族館などでは飼育されていないため
野生でしか出会うことが出来ないイルカです♪

マッコウクジラたちが深く潜っている時は
独特な音を発しています。
水中マイクを使い音が拾えるかどうか確認中。
マッコウクジラは複数頭確認できたのですが
午前便は北方領土国後島側での浮上が続き
そばで観察することが出来ませんでした。
小さくマッコウクジラの尾びれ↓
マッコウクジラが浮上していた場所からさらに奥に
目視では難しかったのですが、シャチの姿を確認できました。
わかりづらいですが、ココに棒状の背びれが2本
海鳥はこちらのウミスズメ
クロアシアホウドリが多数観察出来ましたね。
その他、ハシボソミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、
ウトウ、フルマカモメ、ウミウ、ミツユビカモメなど。
本日は久しぶりに知床連山も雲の間から姿を現しました!
山の低いところでもまだ雪が残っているんです。
午前便帰港時、天然昆布漁を終えた漁師さんたちが
自分たちの港へ戻っていきます。
船に沢山の羅臼昆布が積み込んでありますね!
午後便は羅臼側に入ってきたマッコウクジラたち!
ホッケの刺し網漁のブイのそば、尾びれをあげ潜っていきました。
1頭目は少し遠くで潜水しましたが、2頭目はわりとそばで浮上し
ゆっくり観察出来ましたね^^
豪快に潮吹きがあがり、何度も呼吸を繰り返し7分前後
準備が出来ると尾びれを高くあげ潜水していきます!!
キレイに尾びれを上げて潜水し、また息が苦しくなると浮上してきます。

帰港中、スタッフがマッコウクジラの解説をしている様子です。
生き物たちはどこで出会えるか全くわかりません。
港のすぐそばで出会えることもありますよ!
午後便は次第に天気も良くなり日が差しましたが
船が走っている間は風がとても冷たく寒かったですね(汗)
皆さん寒い中のご乗船お疲れ様でした。

明日も2便運航予定です、条件よく出航できますように☆

【講演会のお知らせ】

『深海にいきるマッコウクジラのお話』
日時:8月7日(日)10:00~11:30
場所:知床羅臼ビジターセンター
講師:小林 駿 氏
(東京農業大学生物産業学部博士研究員)

10年以上にわたり、クジラの見える丘公園から夏時期目視調査を行い
また観光船への情報提供、沢山貢献して頂きました!
近年はコロナウィルスの影響により、調査が行われておりませんが、
普段はなかなか聞くことができない貴重な体験です。
ご予約不要、参加無料ですので、お時間ある方はぜひ!!

 

 

【新型コロナウィルス感染防止のためのお願い】

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、皆様にはご乗船の際
下記の点にご注意頂き、
ご協力をお願い申し上げます。

1.乗船時は必ずマスクの着用(咳エチケット)をお願い致します。

2.受付の際、ご乗船の際には必ずアルコール消毒をお願い致します。

3.出来るだけ手袋などの着用をお願い致します。

4.定員人数を制限し、三密を作らないよう務めます。

5.事務所での受付の際は、最少人数での受付にご協力下さい。

6.船内への出入りは可能ですが、間隔をあけてご利用頂きますようお願い致します。

7.37.5度以上の発熱、咳など風邪の症状があるお客様または体調の優れないお客様の
ご乗船はお断りさせていただきます。

大変お手数をお掛け致しますが、皆様のご理解とご協力の程よろしくお願い致します。

(№0355)

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