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  • 次々と現れたシャチ

2023.05.31

次々と現れたシャチ

本日は朝から快晴でしたが、
早朝は波風があり、午前便は欠航となりました。
ご予約頂きましたお客様申し訳ございません。
午前中、クジラの見える丘公園から沖観察をしていると
頭上にバサバサ!!っと。
…オオセグロカモメがこちらを観察していました。

漁師町である羅臼町は、カモメ類は町民にとって身近な野鳥で
北海道ではカモメのことを総称して『ゴメ』と呼びます♪
カモメも沢山の種類があり、オオセグロカモメは羽を広げると
トビ程ある大型のカモメですね。

丘から鯨類は発見できませんでしたが、
早朝に比べてだいぶ白波も取れてきたので
午後便は2隻で無事出航することが出来ました!
本日は端から端まで綺麗に見えていた北方領土国後島。
羅臼町から近いところは約25km程しかありません。

お天気も良く日差しが強かったのでわりと暖かく感じ
外でスタッフのレクチャーを聞いて下さるお客様も多かったです。

沖に出ると海鳥も賑わい、ハシボソミズナギドリの群れ
ウトウ、フルマカモメ、シロエリオオハム、ヒメウ
こちらのアカエリヒレアシシギも多数観察出来ました♪

EverGreenからはクロツチクジラとの出会いもありましたよ!
よく見ると6頭並んでおり、間に挟まれているのは
子どものようでしたね。

体長は7m程、潮吹きは普段からあまり目立たず
大人しくプカプカ漂っている姿が可愛らしいです。
2019年に新種として登録されたばかりでまだまだ謎多きクジラ。
拡大すると海面に漂う背中が写っています。

そして、他船からの情報を頼りに探鯨していくと
日ロ中間地点近いところで
シャチを発見することが出来ました。
少し潜水も長く、徐々にこの群れは国後島側へ…

他船と手分けをしながら他の生物を探していくと
羅臼側でも他のシャチ群れと出会うことが出来ましたね。
各船それぞれシャチ群れを観察することができ
広く分散しておりましたが、ざっと見られたシャチだけでも
40頭近くいたと思われます。
そばで観察出来なかったシャチもいるので、
50頭近くいたかもしれませんね!?
大きなオスのシャチは貫禄があり、立派な背びれです。
あっちにもこっちにもシャチ…
お客様も見つけては教えてくださいました!
ありがとうございます。
停船して様子を見ていると、船に寄ってくることもありましたね。
皆さん色々興味を持って頂いて、船上でも沢山シャチのお話を
させて頂きました^^

知床連山とEverGreen38、連山もとても美しかったです。
本日は残念ながら午後便のみの運航となりましたが
沢山の出会いがありました!
本日で5月も終わりますが、5月シャチ遭遇率は64%となりました。
明日も順調に出航できることを願います☆

本日のおまけ…
1隻運航の時は、基本庭で大事なお花を手入れしている正人船長…
俺のお花たちをブログに載せてくれ!!と言われたので(笑)
午前はせっせとお花の世話をしている正人船長です。
スズランやチューリップが綺麗に咲いていました♪

(№0444)

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