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  • ゆっくりと近づく流氷

2024.03.09

ゆっくりと近づく流氷

本日は撮影コース最終運航日となり、8:30便が出航しました。
とても天気のいい中出航でき、流氷も港から1マイル(1.852km)もない場所にありました!

流氷同士の隙間は多く、
沖合にも大きな隙間があるようでした。
出航してすぐの場所に大きな流氷も目立ちました。

かなり暖かくなっていたので、ワシたちが集まるか心配だったのですが、
多い時で300を超えるワシ達が集まりました!

朝はオオワシが目立つことが多いです。
魚を獲りに来るスピードも素早く、
渡る前の最後のたくわえをしていたのかもしれません!
オオワシもかなりそばで見られたので大きな翼がフレームアウト。

魚を渡すまいと翼で隠しながら食べるオオワシも見られました。

オジロワシは空中から魚を見つけて、
足で掴んで持っていくことも多く、空中での動きがとてもカッコよかったです。
魚や場所の取り合いも勃発。
鋭い爪で相手を追い払いますが、深追いはしません。

出航時には雲で隠れていた知床連山も
時間が経つにつれて見えてきました。
まだ雲がかぶる羅臼岳
場所を変える時には海面反射も綺麗でした。

羽数は多いもののやはり渡りは始まっているようで、
成鳥から先に渡っていくので幼鳥が目立ち始めました。
左側がオオワシの幼鳥。
飛んでいるのはオジロワシの幼鳥。

まだ羽毛の模様が斑でハッキリしないのが幼鳥です。
成鳥になると、ワシ達は美しいハッキリした色合いの羽毛に。
オジロワシはその名の通り、尻尾が真っ白で体色は褐色、クチバシと足は黄色になります。

オオワシは白と黒でしっかり分かれた色合いに。
クチバシや足は山吹色です。
翼の方の部分の白がとても綺麗で、人気の猛禽類です^^

日が高くなると、流氷の水色も目立ち
折り重なる流氷がとても綺麗でした。
流氷のそばは海面が押さえつけられ、べた凪に。
オオワシも映り込んでいます。

13時便出航時には港内まで流氷が流れ込んできました。
数時間でも流氷は大きく移動します。
沖合は少し空いているところもありますが、港周辺は流氷でビッチリ。
港内でのクルーズとなりました。岸壁の上にはオジロワシとオオワシが並んで留まっていました。
スケソウダラ漁船が、帰港。
流氷のある中でも力強く進んでいく姿はとても迫力がありカッコいいです!
おこぼれを貰おうと船の周りには沢山のカモメが飛んでいました。

ワシの数は少なく、山の木々にもあまり留まっていませんでした。
1日の中でも流氷や生き物たちの様子は大きく変わります。

海面の氷の上にはオオセグロカモメが留まっていました。
何だか可愛らしいですね^^

冬季クルーズは明日が最終日となります!
最後まで沢山のワシに出会えますように!

(№0619)

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