ReservationsReservations

Blog

Blog

  • 久し振りの日差しと青空

2024.05.10

久し振りの日差しと青空

多少暖かくなる予報が出ていた本日ですが、
朝は冷え込み温度計は2度でした…。

どんより天気が続きましたが、
久し振りに雲の切れ間からは日が差し込みました。

沖合遠くは霧も出ておりましたが、凪は良さそうでした。

午前便、先に出航した船がシャチを発見。
情報のある場所へ向かっていると、割とそばにクロツチクジラが浮上!
一瞬の出会いではありましたが、勢いよく泳いでおり、
最後に腰を曲げて潜ってゆきました。
そして沖合へ進んでいくと、
無事シャチにも遭遇することができました^^
気温が低いのでシャチの潮吹きもハッキリ見えました。

知床連山も見え始め、雪山をバックに泳ぐシャチが見られました。
頭数も多かったですね。

次第に青空も見え始め、海も青さを増しました。
沖合にはハシボソミズナギドリの群れも集まり、
餌を採りに海中へダイブしている姿も見られました。
海鳥は午前午後含めこちらのフルマカモメや
ユリカモメ、ウミアイサ、ウトウ、ヒメウ
コアホウドリ、クロアシアホウドリ、ウミスズメなどが観察できました。

そして午後の便、
久し振りの快晴の中出航です!

少し雲がかぶっていましたが知床連山も綺麗に見えました!
この便でもシャチの情報を頂き、
かなり遠い場所へ向けて一直線で進みました。

途中ハシボソミズナギドリの群れも見られました。
黒い帯がハシボソミズナギドリの群れで、奥に見えているのは知床岬です。

1時間近くかかりましたが、シャチのいる場所へ到達。
とっても凪が良く、水中を泳ぐシャチの姿もスケスケです!
日差しも強くなったので潮吹きに虹がかかることも。
あまり大きな群れはなく、広く分散してそれぞれ泳いでいました。

とても美しい光景に名残惜しかったですが、
現場が遠いため、少し観察して帰航となりました。
帰り航海も海に空が映り込み、とても綺麗な景色でした^^

明日も穏やかな予報です。
沢山の生き物に出会えますように!

 

【お知らせ】
現在、知床羅臼ビジターでは写真家 伊藤健次さんの写真展が開催中(5月26日(日)まで)です。
いつもお世話になっております♪

今回知床国立公園60周年・知床世界遺産20周年の記念事業としての写真展で、
知床だけでなく極東ロシアの写真も展示。

また、明日5月11日(土)17:30からは羅臼ビジターセンターレクチャールームにて
伊藤健次さんによるスライド&トークイベントも開催されます!
参加費無料となっております、皆様お誘いあわせの上ぜひご参加下さい。
どんなお話が聞けるのか、とっても楽しみです♪

(№0640)

 

この記事へのコメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。「*」は入力必須項目です。
コメントは承認制となります。内容を確認後、順次承認をさせていただきます。

PAGE TOP