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2025.09.11

徐々に秋の空気へ

朝、沖観察のためクジラの見える丘公園へ行くと
沖にはにっぽん丸の姿。
丘からは沢山のイシイルカとマグロのしぶきがあちこちにあがっておりました。

わりと凪の良い中出航、沿岸では沢山のマグロと
そのおこぼれを狙ってウミネコたちがついておりました。

本日は3便運航となり、全便順調にマッコウクジラを観察
することが出来ましたね!
知床連山の谷間にはまだ雪が残っており、お客様にあれは『残雪です』という
説明をすると皆さん驚かれておりました。
この雪も解けるか解けないか…のうちにまた雪が降り始めます。
※雪残る羅臼岳とマッコウクジラ

奥には北方領土国後島も見えており、船の側に浮上したマッコウクジラを
ゆっくりと観察することが出来ましたね^^

画像向かって左が頭の先端、そこに鼻の穴があり
三角の飛び出た部分は背びれとなります。
体の三分の二が見えている状態です。

何度も呼吸を繰り返し、最後は綺麗に尾びれを上げて潜っていきました!

海鳥は全体的に少ない印象でしたが…
こちらのケイマフリをはじめ

クロアシアホウドリ、アホウドリ幼鳥、アカアシミズナギドリ
ヒメウなどが見られました。

こちらが商船三井のにっぽん丸、二万トンもある大型旅客船です。
船が大きい為、羅臼港に入港することが出来ないので
テンダーボートでお客様は乗り降りをします。

テンダーボート発着場には羅臼のゆるキャラ!?
ラウフィッシャーがにっぽん丸のお客様を元気にお出迎え中。

午後便も多少波風が出てきましたが、
港周辺では活発に泳ぐイシイルカが見られました!

お天気も良く、沖から見る知床半島も美しかったですね。

午後便もそばでマッコウクジラを観察!
浮上時間が7分前後と短いので、タイミングが大事になります。

普段は7分前後の浮上で呼吸を整え、尾びれを上げると40分から1時間の潜水
となりますが、こちらの個体は浅潜りを繰り返しなかなか潜水せず…

時折、頭を持ち上げ大きな巨体が浮き上がります。
潜水艦のような体、近くで見ると迫力がありますね!

しばらく浅潜りを繰り返しておりましたが
距離を保ちながら観察し、遠くで尾びれを上げて深海へ向かっていきました。

気温が上がり暖かく感じますが、沖に出ると風は冷たかったですね…
これからの時期は20度を超える日も減ってくると思いますので
ご乗船の際は羽織るものをお持ちください。
明日も条件よく出航し、素敵な出会いがありますように☆

(№0983)

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