変化の多い羅臼の海

本日は4便運航となりました。

天気は曇り空なものの視界も良く、うねりも昨日よりも落ち着いていました。
出航時には岸壁の上にオオセグロカモメが留まっていました。
オオセグロカモメは本州で見かけるウミネコやユリカモメよりも一回り体が大きいのが特徴です。
出航すると、先に出航していた他船からシャチの情報を貰い急いで現場に向かいます。
日ロ中間ライン付近にいたので少し遠めではありましたが、シャチを見ることが出来ましたよ＾＾
その後、シャチ達はゆっくりと国後島側へと泳いでいきました。
しばらくするとマッコウクジラが浮上！
マッコウクジラは羅臼側にいたので近くで見ることが出来ましたね！
潮吹きがかなり高く上がるので遠くからでも見つけやすいです。
マッコウクジラの特徴でもある体のシワもよく見えましたね！
なぜシワがあるにかはまだはっきりと解明されてないようですが、潜水が得意なクジラなのでシワには深く潜れる秘密があるかもしれません⁉
しばらくすると尾びれを上げて潜っていきました。
一度潜ると次の浮上は約40分後になります。
少しすると別のマッコウクジラも浮上し、ラッキーなことに近くで見れました。
マッコウクジラも1頭1頭潜り方に個性があるので面白いですね＾＾

そして、午後便。
出航時には雨がパラパラと降っていました。
海の生き物達には雨は関係ありません！他船と協力して、生き物を探していきますよ＾＾
午後便であちこちで見えたのはこちらのイシイルカ。
V字型の飛沫が特徴的です。凪が良かったので飛沫も目立って見えましたよ！
ゆっくり泳いでいる時はこんな感じで見えます。
船から見ると小さく見えますが、体調は約2ｍあるので私達よりも大きいです。
その後、何度か水中マイクを使いマッコウクジラのクリック音を確認を試みますがなかなかうまくいかずマッコウクジラに出会うことは出来ませんでした…
海鳥は、こちらのクロアシアホウドリの姿が両便共で見られましたよ＾＾
アホウドリ類の鳥たちは可愛らしい顔つきをしています。
ぜひ、ご乗船時見かけたら顔も見てみて下さいね！
他にも、アカエリヒレアシシギやウミスズメ、フルマカモメ、ヒメウ、ウトウなど多種多様な海鳥に会えました！
明日も運航予定です！
どんな出会いがあるのか楽しみですね＾＾
(№0488)