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2023.08.03

北へと大移動

本日は3便運航となりました!
午後になるにつれ南風が強くなる予報でしたが、風波も強くなく全便出航でき良かったです^^

本日も知床連山が綺麗に見えましたよ!
午前便、出航してしばらくしてもなかなか生き物に出会えず苦戦…。
出航してすぐに生き物に出会える日もありますがなかなか上手くいかない日ももちろんあります。

他船と協力し、やっと羅臼側で浮上したマッコウクジラを発見しました!マッコウクジラの後ろには羅臼町の街並みが見えています。
マッコウクジラが水面に浮いている時間は約7分ほどで、一度潜ると約40分潜ったままです。浮上後、すぐに発見できたので近くで見ることができましたよ^^
潮吹きもかなり高く上がるので迫力があります。
浮上している7分間の間に呼吸を整え、再び深海へと潜っていきます。
潜る前には深呼吸をして頭を少し上げ、このように腰を上げます。
この写真のような姿が見えれば…
その後、尾びれを上げ潜っていきます!こちらのマッコウクジラは年を取った個体だったのか、体長もより大きい個体でした。
その後、別の場所でも連続してマッコウクジラが浮上しました。複数頭のマッコウクジラが羅臼沖にやって来ているようですね^^
先程より少し遠めでしたが、しっかりと潜る瞬間も見ることができましたよ! ちなみに…現在、羅臼沖にやってくるマッコウクジラは約300頭近く個体識別がされています。
識別は潜るときに見える尾びれの裏側の模様やキズなどで行っています。
下の写真は午前便で見えたマッコウクジラの尾びれになりますよ。
こちらの個体は、尾びれのフチがギザギザしています。
それに比べて、この個体は傷も少なく綺麗な形ですね^^
同じように見えるマッコウクジラですが、私たちの様に1頭1頭個性があります!
生き物のの体全体の様子や生態を紹介しました。
船から見られるのは生き物のの体のほんの一部分なので、マッコウクジラの体全体の形に驚かれてる方もいましたよ^^

午後便でも、午前便と同様に知床半島の岬が見えるぐらいまで北へと生き物探しに船を走らせました。
国後側ではありましたがマッコウクジラに出会うことができましたね^^
この個体は尾びれを高く真っ直ぐ上げ潜っていきましたね!
また、午後便ではイシイルカの姿も見られましたよ^^
夕方近くなると活発に飛沫をあげながら泳ぐ事が多いです!飛沫をあげながら泳いでいる時は、餌の魚を追っていることが多いようです!
水族館では飼育されてないので野生でしか見ることができない種類のイルカです!
ゆっくり泳ぐ事もあり、その時はこのように黒い背中が見えます。
黒と白のツートンカラーをしている美しいイルカです。
他にも、写真には撮れませんでしたがキタオットセイも見れました!年に数回しか見られないのでとても珍しいですね^^
海鳥は全体的に少なく、ウトウやアカアシミズナギドリ、アカエリヒレアシシギ、クロアシアホウドリ、ハイイロウミツバメなどが見られました。

本日は、全便でかなり北へと生き物を探しに行きましたね。明日はどんな出会いがあるのでしょうか…⁉楽しみですね!
(№0505)

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