ご予約ご予約

Blog

Blog(ブログ)

2025.08.08

白い世界から青空に

本日も朝から曇り空。8月なのに霧が発生し出航時は視界が悪かったです…
他船と協力しながら生き物を探していきます!
しばらくすると視界が一気によくなり青空が広がりました^^
これで遠くまで見えます♪ 羅臼は天気も変わりやすく、また場所によっても天気が違うことも多いです。
先に出航していた他船の情報をもとに沖合へと船を走らせます。
無事にマッコウクジラに出会えました。

通常は水面に約7分ほどとどまり呼吸が整うと尾びれを上げ潜っていきますが、こちらの個体はずっと水面をプカプカ。
たまに浅潜りをしたりしながらのんびりした様子でした。
頭を出して体を垂直にすることも。頭の先端をみることも中々ないのでラッキーでしたね!
マッコウクジラと距離を保ちながら観察しました。
のんびりタイムは終了したのか、突然尾びれを高く上げ潜っていきました。
まさか潜る瞬間を見れると思っていなかったので皆さん驚かれていましたよ^^
現場が港から離れていたのでUターンしながら生き物を探すことにしました。
沖合には、こちらのハイイロウミツバメの姿が頻繁に見られました。また、アカエリヒレアシシギも潮目に多く集まっていました。
沿岸部の霧もだんだんと薄くなり山も見えてきました。
また、イシイルカとの出会いもありました。
横から見ると体の模様も良く見えます。背びれの先とお腹が白色模様です。

午後便出航時にはすっかり霧もなくなり、いいお天気!
凪も良かったです。岸壁の上のオオセグロカモメの雛がお見送りをしてくれました^^
この子は遅く生まれたのかまだフワフワの羽が残っていますが、他の雛たちはだんだんと飛ぶ練習をしたりしています。
午後便でもあちこちでイシイルカと会えました。
高速で泳いでいたり、ゆっくり泳いでいたりしていました。
高速で泳ぐときは餌を追っていることもあります。
マッコウクジラは海域に複数頭いるようでした。
国後島側にいる個体もいれば、羅臼側にいる個体もおり広い範囲でブロー(潮吹き)が確認できました。

潜る瞬間も近くで見えました^^
最近はクロアシアホウドリを頻繁に見かけます。
1羽でいることが多いですが、複数羽で着水していることもあり1羽が飛び立つと続々と他の個体も飛んでいきました。

本日は、他にもハシボソミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、フルマカモメ、ウトウ、コアホウドリなどが見られました。
凪も良かったので遠くに浮上したマッコウジラも見やすかったです。
後ろに写っているのは知床半島です。根室海峡の特殊な地形により沿岸部でもマッコウクジラを観察することができます。
少し距離がありましたが何とか間に合いました。
大きい個体は約18mもあり、迫力があります!

ぐっと尾びれを上げ深海へ潜っていきました。
全便でマッコウクジラとイシイルカを観察でき良かったです^^
帰港時には雨がぱらつくこともありましたが直ぐにやみ、綺麗な虹がかかりました。
明日も雨が降る予報になっています。予報が外れいい条件の中運航できますように。
(№0951)

この記事へのコメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。「*」は入力必須項目です。
コメントは承認制となります。内容を確認後、順次承認をさせていただきます。

PAGE TOP