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2023.08.19

やっと全便運航

少しひんやりとした空気、早朝はとても凪がよく秋の空♪
北方領土国後島は端から端まで綺麗にすっきりと見えました。
丘からはアカボウクジラ科のクジラをはじめ
あちこちでゆっくり泳ぐイシイルカの姿が見られ
また15分程観察すると、次々とマッコウクジラが浮上。
3頭は確認することが出来ました。

本日は久しぶりに全便運航となりましたね。
海鳥は全体的に少ない印象でしたが、クロアシアホウドリが目立ち
その他、ウトウ、ケイマフリ、アカアシミズナギドリ、
アカエリヒレアシシギ、ウミウなどが見られました。

多少波がありましたが、お天気が良いので視界も良好
スタッフが鯨類を見つけるポイントを解説します。
はじめはイメージが難しいかもしれませんが
一度見つけられるとお客様もしっかり観察されておりましたね♪
こちらはマッコウクジラの見つけるポイントとなる潮吹き。
息を吸って吐く時にぶしゅーっと霧状のモコモコが漂います。
そして7分前後呼吸を整えると、一気に尾びれを上げ潜水。

わりとタイミングよく数頭観察することができ
こちらは体全体がグレーがかかった個体。
知床半島をバックに。
こちらは黒々とした体でそれぞれ特徴があります!
北方領土国後島をバックに。


本日は全便沢山のイシイルカとの出遭いもありました♪
あちこちで豪快にしぶきがあがり、活発に泳ぐ姿が見られました。

午後便はマッコウクジラを確認するもなかなかタイミングが合わず
遠くでの潜水を繰り返しましたね…
少なくとも6頭以上いたと思われますが、
浮上時間が短く一度潜ると40分から1時間ほど潜水するので
タイミングが難しいのです(汗)

しかし、最後はゆっくりそばで観察することが出来ました^^
知床連山バックに豪快に潮吹きが上がります。
ギラギラと眩い巨体、大きいものは18mにも達する
オスのマッコウクジラだけが羅臼沖にやってくると言われております。
最後は力強くダイブしていき、お客様からも歓声が上がりました♪
本日は港から距離もあり遠出をしましたが
沢山の出会いがあり良かったです。
気温があがり暖かく感じましたが、
沖合走り出すと風が冷たく寒く感じました。
ご乗船の際は、羽織るものをお忘れなく。
明日も全便運航出来ることを願います☆

(№0520)

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